子供のころ部屋に日本地図が貼ってあった。
小笠原諸島が千葉の横に、北海道と沖縄は日本海上にレイアウトされたやつだ。
子供とはいえ、この地図が「ちゃんとおさまるように作ってある」って事はわかっていた、
本当は北海道は本州の上、沖縄は九州の下といったぐあいに。
でも、沖縄がどのくらい九州の下にあるのかは考えた事はなかった。
ものすごく長い間、新潟と佐渡の関係くらいと思ってた。

やがて、沖縄出身の友達もたくさんできた。
皆どっか変わったヤツだが、何より陽気なので大好きだ。
言葉も普通に通じるし、何の違和感もなく付き合える。
学校の授業などで沖縄の戦争にからむ歴史を少しは学んだが、
彼らと遊んだりする時にはこの知識は必要なかった。
もちろん知っておかなければならない大事な出来事と思う。
そして大人になると、あたりまえに沖縄の事情が耳に入ってくるのだ。

あらためてちゃんとした日本地図を見てみた。
アレ?沖縄ってこんなに遠かった?
鹿児島まで、東京-岡山間より遠いじゃないか!
こんな離れた島の人達が日本語を使ってる事のほうが不自然じゃないか。
互いの土地でなにが起ころうが、なんの影響もないじゃん。
こっちが「同じ日本人でしょ」と言ったって、向こうはそう思わないだろ。
戦後、「見捨てられた」って思うよそりゃ。

地図を見ると何だか急に沖縄が遠くなった。

昨日エイサーを見た。手踊りもやらせてもらった。
タコライスやソーキそばも食べた。
それらは東京の文化とは少し違うけど、一緒に味わい楽しめるものばかりだ。
やっぱり私は、沖縄を「同じ国のお隣さん」と感じる。
沖縄の人達を「同じ国の仲間」と感じる。
これからもそうする。
いままでどおり、子供の時に見た地図のままに。



■サイト管理人自己紹介■
通称 ガミ
昭和40年 兵庫県生まれ  現在中野区内飲食店経営。
特技 打楽器。
趣味 酒 麻雀 睡眠。
夏、海、太陽、スポーツなどが大嫌い。
サイト「ゲイミーの最新日本ガイド」作者。




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